指圧マッサージのツボのカテゴリ
肩こりのツボ
指圧マッサージは、肩こりに効果があります。
肩こりの原因としては、精神的疲労、肉体的疲労、運動不足、睡眠不足、姿勢の悪さ、食事内容、内蔵疾患、脳障害などがあげられます。
感じ方も人それぞれなので、全てを指圧マッサージをツボにすることで治すというわけにはいきませんが、ツボを効果的におさえることによって緩和させることはできます。
指圧マッサージの肩こりのツボとしては、「肩井(けんせい)」、「欠盆(けつぼん)」、「合谷(ごうこく)」、「魚際(ぎょさい)」、「曲池(きょくち)」、「膏肓(こうこう)」があります。
「肩井」は、首から指3本分の幅のところの肩部分にあります。背中から胸にかけていちばん高いところにあります。
「欠盆」は、鎖骨の上にあります。お盆が半分欠けた状態に似ているのでこの名前がつきました。
「合谷」は、手の甲の親指と人差し指の間にあります。親指と人差し指の骨が合わさっている部分のくぼみです。
「魚際」は、手のひらの親指にあります。親指の骨と菱形骨の間です。
「曲池」は、肘にあります。肘を曲げたときにできるしわが終わる部分にあります。
「膏肓」は、甲骨と背骨の間にります。肩甲骨の内部、第4助間あたりです。
ツボは、ひとつでひとつの効果というわけではありません。ツボを効果的に指圧マッサージすることで、肩こりにも効果があります。
冷え性のツボ
指圧マッサージのツボで、冷え性に効くとされているツボがあります。「冷え性」とひとくちにいっても、足の冷え、腰の冷え、お腹の冷え、クーラーの効き過ぎによる足腰の冷え、太ももの冷え、大腿の冷え、といろいろあります。冷えの種類によって効果的なツボがあります。
足の冷えには、「太谿(たいけい)」「三陰交(さんいんこう)」が効くということです。
「太谿」は、下腿内側でくるぶしの後、アキレス腱の前にあります。くるぶしとアキレス腱の間で窪んでいる部分です。
「三陰交」は、下腿内側でくるぶしから上に、下腿の長さの約3分の1のところにあります。脛骨の後、窪んでいる部分です。脛骨は、下腿にある2つの骨で内側の太い骨の方です。「三陰交」は、3つの経路が交わっているツボです。太陰脾経、少陰腎経、厥陰肝経です。
腰の冷え・お腹の冷えには、「陰廉(いんれん)」が効くということです。
「陰廉」は、大腿の内側、足のつけ根から下に約6センチ下がった場所です。内転筋の前側のところです。
「五里(ごり)」は、クーラーによる足腰の冷えに効き目があります。「五里」は、脚の内側にあります。大腿内側、足のつけ根から下に約9センチ下がったところにあります。内転筋の前側のところです。
「髀関(ひかん)」は、太ももの冷えや大腿の冷えに効果があります。大腿外側、足のつけ根から下に約六センチほど下がった部分です。
冷えだけでない効果を得られる場合もありますが、個人差がありますので、効果を確かめながら指圧マッサージを受けましょう。
腰痛のツボ
指圧マッサージのツボで、腰痛に効くところもあります。
「腎兪(じんゆ)」「大腸兪(だいちょうゆ)」「風市(ふうし)」です。
ツボのひとつ、「腎兪」は、第2腰椎棘突起の下から外に向かって1寸5分の場所です。骨盤の左右のいちばん高いところを結んだところ、第4腰椎から二つ上の第2腰椎の棘突起の下縁から外に1寸5分の部分です。
「大腸兪」は、第4腰椎棘突起の下煮向かって外に1寸5分の場所です。骨盤の左右のいちばん高いところを結んだ第4腰椎の。棘突起から外に向かって1寸5分の部分です。
「風市」は大腿外側の中央、膝上7寸の場所にあります。直立して、手をまっすぐ下げた赤指の先端の部分です。
腰痛のツボは、指圧マッサージをして、誰でも必ずしも効果が期待できるというものではありません。
ツボの効果については個人差があります。
腰痛は、予防のための運動もあります。
指圧マッサージは、個人差があるため、効果をたしかめながら受けましょう。
頭痛のツボ
指圧マッサージには、頭痛に効くツボもあります。
「懸鐘(けんしょう)」「天柱(てんちゅう)」「風池(ふうち)」です。
「懸鐘」は、足の外側にあります。くるぶしから上に下腿の長さの約3分の1の部分です。下腿外側です。下腿にある2つの骨のうち、外側の細い骨の上で、少し窪んでいるかんじの場所です。
骨が切れているような感じがするところから、絶骨という別名があります。
「天柱」は、頭の後ろの首のあたり、首の骨の両側にあります。後頭骨の下方で、真ん中が窪んでいます。ツボは、くぼみの中央から1寸3分外側の場所です。
「風池」は、乳様突起の後ろのくぼみの部分にあります。くぼみを後から上前の方向に指で押すと気持ちいいと感じる場所にあります。
指圧マッサージのツボは、効き方に個人差があります。
ストレス・精神疲労のツボ
指圧マッサージのツボで、ストレスに効くものがあります。
「だんちゅう」というツボは、胸の中央部分、第4助間の高さの胸骨上の場所です。指で押してコリコリと痛みがある部分です。環境のストレスで神経を使いすぎたとき、精神疲労のときなどに効果があります。
息苦しいときには、「淵腋(えんえき)」のツボが効きます。
わきの下の方にあります。
指で押せば、痛みがすぐに現れるという場所です。痛い場合は、呼吸に関して、息苦しい・息が吸いにくい・呼吸が浅いなどの症状があるということです。肩こりがひどい、ストレス、精神的につかれているときなどに起こる症状です。
「淵液」の前1寸にある「輙筋(ちょうきん)」というツボも、呼吸に以上があるときに痛むツボです。
からだの疲れには「湧泉(ゆうせん)」 というツボが効きます。足の裏にあります。足底の中心よりも前の方、第2第3の指の骨の間、窪んだ場所です。
足の使いすぎの筋肉疲労回復、背中・腰・尻の筋肉疲労に効果があります。ほかに、足の冷え、腹の冷え、生理痛、更年期障害にも効果があります。
指圧マッサージのツボは、人によって違いますので、効果を確かめながら行うことが大切です。
不眠・寝不足のツボ
指圧マッサージのツボには、不眠や寝不足にいいとされるツボがあります。
「安眠(あんみん)」「完骨(かんこつ)」は、首の側面にあります。
耳の後、下に向かい尖った骨から鎖骨の内側、端に向かって盛りあがっている筋肉の上の部分に、あります。この部分の筋肉は胸鎖乳突筋です。
指圧マッサージのツボのひとつ、安眠は、硬くなりこっていることが多いです。寝不足という自覚症状がない場合でも、硬くこっているということは身体が睡眠不足という症状を訴えているということです。安眠のツボを指圧マッサージすることで効果があります。
時間的には充分な睡眠をとっていても、不眠や寝不足だという自覚症状があるときにも、効果があります。
完骨というツボも、不眠や寝不足に効果があります。
指圧マッサージは、ツボを見つけて行えば必ず十分な効果が得ることができる、とは限りません。
個人差があります。
指圧マッサージでは、効果を確かめながら行いましょう。
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